19.蕎麦の食べ方
蕎麦は江戸時代、小麦を2割混ぜた二八蕎麦ができるようになり、気軽に食べられるように(繋ぎが無いと扱いづらいので蕎麦がきが主流だった)。
明治時代は、蕎麦よりもうどんの方が高級。ハレの日に食べるにはうどんが主流だったようだ。蕎麦は荒れた土地でも栽培できるので少し貧しい食べ物として発展してきた。その質素さが日本人気質に合い、お茶と同じく「精神論、道」の世界へ。
純粋蕎麦10割・挽きたて・打ちたて・茹でたてを使ったざるそばが、最高の蕎麦料理に。本当は蕎麦粉はいろいろな調理法で食べると美味しい(ガレットもその一つ)が、邪道扱いで料理法が発展していないのが残念。
※スタッフに「蕎麦」食べに行くか?と言うと、みんな蕎麦屋、ざるそばを思い浮かべる。蕎麦の香り、味が楽しめる料理が気軽に食べられるようになったら良いですね。