13.今では信じられない40年以上前の話
高度成長期、新しい商品が続々と出てくるワクワクする時代、私が経験した信じられない小さな話。
(1)ホンダレジェンドの新車を買い、後座席に乗ろうとしたらシートベルトが見つからない・・・探していると後部座席のシートの下にもぐりこんだ、油だらけのシートベルト発見。検品体制もおろそかな時代が有った。
(2)プラスと言うメーカーの書庫(上段がガラス製の洒落たタイプ)が突然爆発、ガラスが木っ端みじんに、びっくりしましたが、ケガ人も出ず無事でした。静電気の為に起こったと詫びの説明が有りましたが、新しい技術の検証が足りない時代でした。
(3)トヨタパブリカの中古車を初めて買い、乗っていました。ある時、マニュアルシフトレバーをバックの位置に入れようと左手前に持って行くとそのまま、シフトレバー折れてしまい動かなくなりました。こんな不良品も有った時代。
今では信じられないことがまだまだありましたが、なんとも楽しい時代でもありました。
09.少々? たくさん? 一握り? 数値化しよう。
昔、大きさの表現に「霞が関ビル何倍分?」とか「東京ドーム何倍の広さ?」とかメディアでよく言っていた。すごい大きい印象を与えたいだけで本当の大きさはどうでも良いのかもしれない。例えば、広さなら何m×何mと言えば、実際の大きさは想像できる(味気ない表現)。日常でも「ちょっとしたら行く」などとあいまいな表現も多いが、料理レシピは、しっかりと数値化して伝えた方が良いと思う。
今でも少々、一掴みなどあいまいな表現が多い。例えば、ウイスキーのソーダ割りを作るとする。はかりの上にグラスを乗せ、氷を何g、ウイスキーを何g、ソーダ水を何gと重量で示せば、器も汚さず、美味しいソーダ割が作れる。味気ないですが・・・